糖質が気になる方におすすめな「丹田呼吸」とは?

糖質が気になる方におすすめな「丹田呼吸」とは?

「丹田呼吸」を知っていますか?
人体の健康と呼吸は大きく関わっています。
当然ながら私たちは呼吸をしないことには生きていけません。

生活のなかでも深呼吸によって気持ちを落ち着かせたりします。
丹田呼吸は数ある呼吸法のなかのひとつです。

丹田呼吸は気持ちを落ち着かせる効果があることはもちろん、さまざまな健康効果があります。
そして糖質が気になる方にも嬉しい効果が期待されているのです。

本日は、身も心にも良い影響を与えてくれる丹田呼吸の具体的な方法や効果を挙げていきます。

丹田呼吸とは

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「丹田」とは身体のある部位のことで、主に東洋医学や仏教などで扱われる用語です。
丹田はへその5cmほど下から背中に向かって5cmほど身体の内部に入ったあたりにあります。
目に見えるものではないので、大体の位置を意識することが大事です。

丹田呼吸と腹式呼吸は似ている部分が多いので混同することも多いですが、最大の違いは「丹田」を意識するかしないかにあります。

丹田呼吸の効果

・血行の促進
丹田を意識した呼吸をおこなうことで、普通の呼吸時より胸部が膨らみ酸素の吸入量が増大します。

また、丹田呼吸はみぞおちのあたりも活発に動くので横隔膜の運動が促されると考えられています。
横隔膜は息を吸う時にはたらく筋肉のため、酸素をより多くとりこんだり二酸化炭素をより多く出したりする効果も。
酸素が多量に体中をめぐることで血の流れがスムーズになり、豊富な酸素を蓄えた血液が脳に循環することで脳細胞組織の活性化にもつながります。
また、肺活量が強くなることで心肺機能が向上します。肺や心臓の動きが良くなると、良質な酸素の供給量が増えて基礎代謝が促進することも期待できるでしょう。

・ストレスに対する効果
丹田呼吸にはストレスを軽減させる効果もあります。呼吸が安定するとリラックス時などにはたらく副交感神経が活発になるからです。
ストレスを強く感じる時に落ち着いて正しくおこなうことで感情の起伏がなだらかになっていくこともあります。
不安や緊張が高まると呼吸が浅くなったり速くなったりしますが、その解消にも効果がみられます。

・横隔膜の運動と自律神経への効果
丹田呼吸によって横隔膜の運動を強くすると、内臓へのマッサージとなって血流の活性化になります。
また、身体中の器官の調整をおこなう自律神経のバランスも整えてくれるので、身体全体の健康にも作用します。

丹田呼吸が気になる糖質に嬉しい理由

すい臓のはたらきが弱くなると、インスリンの分泌の減少や分泌後にも正常に作用しなくなります。
すい臓やインスリンが上手に機能しないと血糖が脳や内臓などに運ばれず、エネルギーが不足してしまいます。
これが、糖の値が高くなる原因のひとつです。

丹田呼吸によって横隔膜を動かし、横隔膜が内臓をマッサージしてくれますが、その内臓にはすい臓も含まれています。
すい臓を適度に刺激することでインスリンの分泌量を正常にし、正しい機能作用を促すことで糖の値を安定させてくれます。

このように、丹田呼吸を行うことで、身体の様々な機能への健康効果が期待できます。

丹田呼吸のやりかた

丹田呼吸にはさまざまな方法がありますが、ここでは比較的どこでも実践できやすい座った状態での丹田呼吸の例を挙げます。

① まず椅子に浅く腰掛け、肩の力を抜いてリラックスした状態で丹田を意識してください。
② 少し前傾姿勢になって、丹田の付近に両手を重ねて置いてください。
前傾姿勢の角度はお腹に圧がかかる程度がいいでしょう。
③ 鼻から息をゆっくりと吐きだしていきます。息は吐き出し切らず苦しくならない程度で止めます。
④ 丹田を意識しながら息を吸い込んでいきます。丹田に多くの息を溜めこむために、背筋を伸ばしていきます。
この時、軽く目を閉じてリラックスしてもいいでしょう。
丹田のあたりに吸った息が溜まり下腹部が膨らむことがポイントです。
⑤ この呼吸法を十回程度続けておこないます。

さまざまな丹田呼吸がありますので、自分に合った丹田呼吸をゆっくりと継続しておこなうことが大切になります。

丹田呼吸で心も身体もすっきりさせよう

丹田呼吸で心も身体もすっきりさせよう

心身に多様な効果がある丹田呼吸は場所をとらずに空いた時間で気軽におこなえることもメリットのひとつです。
姿勢が悪くなってきたり、肩や腰のこりが気になってきたりした時におこなうのも効果的でしょう。

疲れた時や感情の起伏が激しい時に気持ちを落ち着かせるために、ゆっくりとおこなうのも効果があります。
丹田呼吸を継続しておこなうと身体の外も内にも好影響があります。
ストレスの多い生活のなかで空いている「隙間」を見つけて丹田呼吸を実践してみてはいかがでしょうか。