子どもの背を伸ばしやすくするストレッチ法は?

ストレッチは、姿勢改善や凝り固まった筋肉をほぐして柔らかくするために効果的な方法です。このためストレッチを活用することで子どもの身長を伸ばしやすくする効果もあると考えられています。

それでは、どのようなストレッチを取り入れることで子ども身長は伸ばしやすくなるのでしょうか。

日常的にストレッチを取り入れるメリット

人間は成長とともに筋肉が収縮し、硬くなっていく傾向があります。これが骨の成長を妨げる原因の1つとなっているのです。

例えば日常的に外に出て体を動かしている方は、骨が成長しても筋肉が硬い状態ではないため骨を成長させやすいといえるでしょう。

しかし、現代の子どもは外に出る習慣が以前より少なく、室内でゲームやスマートフォンなどで遊ぶ傾向にあります。そのため、昔と比べると筋肉が硬くなりやすいので、室内でもできるストレッチを取り入れて筋肉をほぐしていくことが大切です。

また、正しいストレッチを行うことで、骨を支える筋肉のバランスを整えることができます。それにより、正しい姿勢を保ちやすくなり内臓の負担を軽減させるだけでなく、働きを活性化させることにもつながり、栄養を吸収しやすい状態を保つことができるのです。

背を伸ばしやすくなるストレッチ2選

子どもの身長を伸ばしたいと考えていらっしゃる方は、日常的にストレッチを取り入れてみることをおすすめします。

 背中や腰の筋肉を柔らかくするストレッチ

背中や腰の部分の筋肉の固まりに効果があるストレッチです。

  1. まずは手と膝を床につけて四つん這いの状態になります。
  2. この時ももの付け根と肩が垂直になるようにしましょう。この姿勢を基本の姿勢として、そこから息を吐きながら背中を丸め、おへそ部分を天井に向けて上げていきます。
  3. 頭はおへそ部分をのぞきこむようにして体を丸めていきます。
  4. その後、丸まった状態から背中をゆっくり反らしていきます。息を吸いながらおへそに向けていた目線を天井に向けていくようにしましょう。

この運動を交互に10回ほど行うことで、背中や腰の筋肉を柔らかくさせることができます。

 姿勢を改善させるストレッチ

猫背になりがちなお子さんはこちらのストレッチがおすすめです。

  1. 椅子に座った状態、もしくは立った状態で行います。
  2. 両腕を背中側で組みます。その際、手のひらが天井を向くようにしましょう。
  3. 息を吸いながら、肩甲骨を中心へと引き寄せます。
  4. 息を吐きながら、顔は天井方向へと向けます。組んでいる腕は地面へ押しつけるようなイメージで下ろしながら3秒キープします。
  5. ゆっくりと力を抜きながら頭を正面へと戻します。
  6. 適宜行って猫背にならないようにしてください。

身長を伸ばすために栄養分をたくさん摂ったとしても、筋肉が固まっている状態だと効果が薄くなってしまっている恐れがあります。

このためこのようなストレッチを取り入れていくことで、栄養分の吸収率を高め、体が筋肉のほぐれた状態を保つことが望ましいです。

身長にお悩みのお子さんをお持ちの方は、是非このようなストレッチを取り入れてみてくださいね。


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