「骨ってな~に?」成長期に欠かせない栄養素とは?

骨ってなあに?と子供に聞かれた時に『カルシウム!』と答えていませんか??
私たちの身体を毎日支えている『骨』。成人すると骨の数は約200~206個にも及びます!骨が成長出来るのは人生で一度しかない『成長期』の子供時代。

この時期の生活習慣や食習慣が身長骨密度に大きく関わってきます。
今日はとっても簡単に骨の仕組みをご紹介していくので、是非お子様と一緒に覚えてくださいね!

骨のつくりは鉄筋コンクリートに例えることができる

骨は『鉄筋コンクリートのビル』と作りが良く似ています!
土台となる骨組みは『コラーゲン』、骨組みの土台を固めるコンクリート部分が『カルシウム』などのミネラルビルと同じで骨にも強い土台が存在し、それが崩れないよう栄養素が周りを固めてできています。

コラーゲンが無いと骨は作られない?

『コラーゲン』はタンパク質(アミノ酸)や鉄、ビタミンCでできています!
コラーゲンの素になる栄養素が足りないと、骨の土台が脆くなり弱ってしまいます。

特にスポーツで消費量が多い子や成長期は骨の成長スピードも速く、毎日摂取しなければ成長に追いつかなくなってしまうので注意!

プロを目指しトレーニングをしている子やジュニアアスリートは、保護者や監督さん達と一緒に食事指導とサプリメント等で上手に補いながら成長期を過ごしています。

様々なミネラルが骨を強くする


コラーゲンの骨組みの土台を様々な栄養素がくっつき補強して骨が出来ていきます!
骨組みとなるコラーゲンに『カルシウム』『マグネシウム』『リン』などのミネラルがすき間を埋めるようにくっつきます。ビルに例えるとコンクリートの部分ですね。

様々な栄養素が集まってくっつき、強い骨が完成するのです。

骨=カルシウムは間違い

カルシウムだけをとっていても骨は成長しません!
ご覧のとおり、骨には沢山のミネラルやタンパク質のコラーゲンなどが集まってできていることが分かりましたね。

成長の為にカルシウムだけを摂っていては意味がありません。それを強化する様々な栄養素を摂らないと強い骨に育つことができません。

好き嫌いで足りない栄養素があると骨をつくるバランスが崩れてしまうのです。

骨も細胞があり生きている


骨は日々新しく生まれ変わっているのです!
骨は、古い骨を壊す『破骨細胞』と、新しい骨をつくる『骨芽細胞』があります。私たちの体内の骨は、目に見えないところで毎日破壊と再生を繰り返し、生まれ変わっているのです。

栄養不足では古い骨から新しい骨に作り替えることができないですよね。古い骨のまま運動やスポーツをすると疲労骨折の原因に…。スポーツなどで運動量が多い子は沢山栄養が消費されてしまうので、特に意識しなければなりません。

2:1のバランスが重要


カルシウムの摂り過ぎに注意!バランスが崩れると筋肉疲労や足のつりの原因に!
カルシウムとマグネシウムは骨の成長には欠かせない栄養素。カルシウムは99%が歯と骨にありますが、筋肉を収縮させたり神経を安定させる役目も担っています。

また、マグネシウム骨にカルシウムを定着させたり、筋肉をゆるめたりしています。カルシウムとマグネシウムは密接な関係でバランスを保っており、カルシウムが多すぎると筋肉収縮しすぎて筋肉疲労や足のつりの原因に…。

理想のバランスは2:1で摂ることです。足がつりやすい子はもしかしたらカルシウムの摂り過ぎが原因かもしれませんね。

ビタミンDが骨をさらに強くする


日光浴をすると体内でビタミンDが合成できます!
カルシウムの吸収を促進し、骨に届ける大切な役目の『ビタミンD』。免疫力もアップするので成長期の子供には欠かせません。

太陽の光を浴びると体内で合成されますが、紫外線の浴び過ぎはNG!ビタミンDが不足するとカルシウムが骨に届かず、くる病や低身長の原因に…。

食事ではサケやさんま、ぶりに多く含まれています。成長期アスリートの子たちはビタミンDは忘れずに摂りましょう。

ケガをしやすい子としにくい子は栄養の違い?


成長期はまだまだ骨が未熟な時期。ケガをしやすい子は栄養不足かも…?
同じ年齢で同じスポーツをしていても、食べているものが違うだけでケガのしやすさが変わってきます。

体力が持たない、すぐ転んでしまう、足がつりやすい、などはその子の努力不足ではなく栄養不足の可能性が…。集中力などの脳のエネルギーも必要になりますよね。子供達の食生活を今一度見直してみると良いかもしれません。

まとめ

骨の為にはバランス良く栄養素を摂取しよう!
ご覧のとおり、骨が様々な栄養で作られていると言う事はお分かり頂けたかと思います。

成長期の栄養不足は深刻なケガや病気の原因にもなりかねません。特にスポーツをしている子達は怪我をしてしまうとその後の人生にも大きく影響が出てしまいます。

食事だけで補えない場合は、補食やサプリメントで効率良く栄養補給することも大切です。生活や食習慣を見直して、強い骨を作り健康で楽しい成長期を過ごしましょう!

ジェイネットストア:Twitter

ジェイネットストア:Instagram

ジェイネットストア:Facebook

ジェイネットストア:YouTubeチャンネル


中学生、高校生向け成長サプリメント

子供の成長に不安のある親御さんや、多くのクラブチームにも導入されている「砂糖、人工甘味料、着色料、保存料」無添加サプリメント「トータルアップ」
小学生向け成長サプリメント

スポーツをしている小学生の親御さんや、クラブチームにも導入されている「砂糖、人工甘味料、着色料、保存料」無添加サプリメント「ジュニサプ」