この時期の生活習慣や食習慣が身長や骨密度に大きく関わってきます。
今日はとっても簡単に骨の仕組みをご紹介していくので、是非お子様と一緒に覚えてくださいね!
骨のつくりは鉄筋コンクリートに例えることができる
コラーゲンが無いと骨は作られない?
特にスポーツで消費量が多い子や成長期は骨の成長スピードも速く、毎日摂取しなければ成長に追いつかなくなってしまうので注意!
プロを目指しトレーニングをしている子やジュニアアスリートは、保護者や監督さん達と一緒に食事指導とサプリメント等で上手に補いながら成長期を過ごしています。
様々なミネラルが骨を強くする
様々な栄養素が集まってくっつき、強い骨が完成するのです。
骨=カルシウムは間違い
成長の為にカルシウムだけを摂っていては意味がありません。それを強化する様々な栄養素を摂らないと強い骨に育つことができません。
好き嫌いで足りない栄養素があると骨をつくるバランスが崩れてしまうのです。
骨も細胞があり生きている
栄養不足では古い骨から新しい骨に作り替えることができないですよね。古い骨のまま運動やスポーツをすると疲労骨折の原因に…。スポーツなどで運動量が多い子は沢山栄養が消費されてしまうので、特に意識しなければなりません。
2:1のバランスが重要
また、マグネシウムは骨にカルシウムを定着させたり、筋肉をゆるめたりしています。カルシウムとマグネシウムは密接な関係でバランスを保っており、カルシウムが多すぎると筋肉収縮しすぎて筋肉疲労や足のつりの原因に…。
理想のバランスは2:1で摂ることです。足がつりやすい子はもしかしたらカルシウムの摂り過ぎが原因かもしれませんね。
ビタミンDが骨をさらに強くする
太陽の光を浴びると体内で合成されますが、紫外線の浴び過ぎはNG!ビタミンDが不足するとカルシウムが骨に届かず、くる病や低身長の原因に…。
食事ではサケやさんま、ぶりに多く含まれています。成長期アスリートの子たちはビタミンDは忘れずに摂りましょう。
ケガをしやすい子としにくい子は栄養の違い?
体力が持たない、すぐ転んでしまう、足がつりやすい、などはその子の努力不足ではなく栄養不足の可能性が…。集中力などの脳のエネルギーも必要になりますよね。子供達の食生活を今一度見直してみると良いかもしれません。
まとめ
成長期の栄養不足は深刻なケガや病気の原因にもなりかねません。特にスポーツをしている子達は怪我をしてしまうとその後の人生にも大きく影響が出てしまいます。
食事だけで補えない場合は、補食やサプリメントで効率良く栄養補給することも大切です。生活や食習慣を見直して、強い骨を作り健康で楽しい成長期を過ごしましょう!