また、正しい睡眠がとれないと日中ボーーっとしてしまい、授業中の居眠りや不注意、ケガや交通事故に繋がってしまう可能性も…小さい頃から健康な睡眠習慣を覚えることはとても大切です。
ブルーライトが脳を覚醒させる?
携帯やパソコン、テレビ、ゲーム等の液晶画面が発する『ブルーライト』これらが発する人工の光は、寝る準備をしていた脳を覚醒させてしまいます!
少し連絡を返すつもりで携帯を開いたのに、気がつけばネットサーフィンやYouTubeに明け暮れ、何時間も経っていた…なんて経験はありませんか?
眠りたい気持ちはあっても、ブルーライトで脳が覚醒してしまうと寝つきが悪くなり、次の日にも影響が…
・電子機器を持って布団に入らない
・眠くなったらネットから離れる
・スマホの代わりに読書やお喋り
・通知機能をOFFにする
寝つきが悪い子は腸内環境が悪化しているかも?
腸はとても精密で、私達が寝ている間も休まず24時間動き続けます。その為、荒れた食事で腸内環境が悪化していると、睡眠中の腸の働きが増えてしまうので、気づかない間に睡眠の質が下がってしまいます。
腸にダメージを与える可能性のある食事は控えましょう!
太陽の光に当たると睡眠ホルモンが分泌する?
私達の体には体内時計があります。本来はアラームをセットしなくても自然と朝には起きれるのです。
ゴミ出し、ポスト、コンビニ等、毎朝何かしら外に出る習慣をつけられるといいですね。 朝の時間を有効に使えるような生活に家族みんなで変えていきましょう。
良質な睡眠は3つの睡眠ホルモンが鍵となる?
体内時計の仕組みに大きく関わってくるのが3つの『睡眠ホルモン』
◎セロトニン(幸せホルモン)
◎トリプトファン(食事やサプリメントで摂らなければいけない必須アミノ酸)
夜眠るためには『メラトニン』がとても重要。自然な眠気を起こしたり、免疫力向上、成長ホルモンなど、生命維持に欠かせないホルモンです。
メラトニンは幸せホルモンで有名な『セロトニン』が材料になります。
そして全ての素となる材料が『トリプトファン』と言われる必須アミノ酸です。カラダの中で作ることができないため、必ず食事やサプリメントで摂取しましょう!
朝を楽しめる子は将来出世する?
朝は暗記力や集中力もアップ!気持ちもポジティブになれるので、勉強やスポーツの練習を朝行えば効率よく能力が身につくと言われています。
先日お電話でお話した中学生の男の子は、寝る直前に行っていた宿題やLINEの返信、ゲーム等を全て早起きして朝にやるようにしたとご報告がありました!朝はブルーライトの影響もないので、この方法はとっても効果的!
どうしてもやりたいことがある子達は、朝に行うと良質な睡眠がとりやすくなります。
『早く寝る』ばかり考えてしまうと眠れなくなってしまうので、習慣を変え初めた最初の数日間は頑張って無理やり朝起きてしまいましょう!そうすると自然に夜眠れるようになります。翌日に着る服などの準備を前夜に行うようにすることも大切です。
朝食でタンパク質をしっかりとろう!
眠りにはメラトニンやセロトニンなどの睡眠ホルモンがとても重要とお伝えしました。
これらの睡眠ホルモンは体内で合成できない【必須アミノ酸のトリプトファン】が主な材料になります。
トリプトファンはお肉やお魚、乳製品などに多く含まれていて、ビタミンB群と一緒にとることでセロトニンを効率よく作ることができます!
などなど、朝ごはんにぴったりのものばかり!これ以外にも、トリプトファンは様々な食材に含まれているので、健康な食事を意識できれば大丈夫です!
アミノ酸は成長期に欠かせない栄養素!早起きして朝ごはんを1日の楽しい時間にできるといいですね!