冬休みの練習前に知っておきたい「リカバリーのポイント」4つ

こんにちは。管理栄養士の佐藤彩香です。今年もあと僅か、ジュニア選手は冬休みに入ると学校も休みになり、自由な時間が増えますね。

冬休みは時間をうまく使いスキルアップする選手、2回練習や合宿など強度を上げて追い込むチームも多いですよね。

日々の学校生活とは違うリズムの中で、しっかりコンディショニングし、日々ベストな状態を作ってほしいなと思います。

それでは冬休みに入るまえに知っておいてほしいポイントをお伝えします。

冬休み前に抑えておきたいポイント4つ

①1日リズムを乱れさせない

ここは一流のアスリートほど徹底させています。
学校などいつも向かう場所がなくなった時、人は生活リズムを崩します。
例えば午後からの練習で、朝寝坊して、1日2食になってしまう選手が出てきてしまします。普段からの生活をいかに継続させていくかここが大きなポイントですね。仮に、朝寝坊しまいご飯を欠食してしまった日は、補食などをうまく入れて運動分のエネルギーをまかなっていくようにしましょう。

②暴飲暴食に気を付ける

クリスマスやお正月などイベントごとがたくさんある時期です。暴飲暴食で体重が増えましたと言ってくる選手も少なくはありません。この時期の食事の乱れには気を付けましょう。
みんなで食事を楽しむのもすごく大事なポイントです。ただ仮に食べすぎた場合は次の日にリセットさせるなどの工夫が大切になります。夜ご飯を食べすぎて、食欲のない朝はスムージーなどの流動食で内臓を休ませるのも良いです。また、野菜不足の食事をしてしまったら、翌日は意識するなど1週間ほどのトータルバランスで考えていきましょう。

③補食をしっかり徹底させること

学校がある日は、練習の時間も決まっていて、補食も準備がしやすいです。
ただ朝練がある、午後練がある、練習試合で1日中外にいるなど毎日違ったスケジュールだと、なかなか補食の準備も疎かになりがちに。
だからこそどんなスケジュールでも練習の前後はしっかり栄養補給をできる選手は、冬場の練習をうまく乗り切れていることが多いです。
糖質(米、パン、麺、果物など)とタンパク質(肉、魚、卵、大豆製品)を組み合わせて摂れるといいですね。

コンビニで買える例であれば、鮭おにぎりや卵サンドなどを食べてみたり、バナナと豆乳を組わせてみたり。
オレンジジュースやリンゴジュースのように流動のもので糖質を摂っても構いません。
自分が続けられる食品をみつけて補食を摂る癖をつけていきましょう。

④甘い液体に気を付ける

家にいる時間が多くなると、甘いジュースや炭酸飲料類の量が増える学生が多いです。
普段学校にいると、水やお茶や牛乳などがほとんどの生活が、冬休みに入ると冷蔵庫から自由に飲み物を飲める環境になります。甘い液体は、砂糖が主になっていることが多く、しかもジュースのように流動のため、身体に吸収されるスピードも速く、血糖値もいきなり上昇します。
身体の小さな子どもであればあるほど、血糖値が急上昇するため、それを下げようとするインスリンというホルモンが分泌されます。すると、今度はインスリンの働きで一気に血糖値が下がり低血糖の原因になります。

子どもは血糖値を一定に保つための内臓機能が未熟なので、低血糖症になりやすいのです。それを1日何回も繰り返しがちなので気を付けていきましょう。
低血糖は、疲れやすくもなりますし、集中力が途切れてぼーとしたり、理由もなくイライラしたりすることにも繋がり、精神不安定にも繋がりあまりよくはありません。これはコンディションを崩してしまう要因の1つに繋がりますね。
甘い液体は、1日どのくらいとルールを決めて、飲みすぎには注意していきましょう。

以上4つのポイントをお伝えしました。

冬休みになると普段当たり前にやっていたことができなくなったり、リズムを崩しやすくなったりする選手が多いです。ここでちょっとした意識を食事に向けていけると日々の積み重ねで大きな差が生まれます。ぜひ意識してコンディションをいい状態にもっていきましょう。

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