ジュニアアスリート必見!しっかり必要なエネルギーは摂れている!?

こんにちは。管理栄養士の佐藤彩香です。これまでジュニアアスリートと関わっていて解決したいなと感じることの一つが、「成長分のエネルギーが摂れているのか」ということです。

ジュニアアスリートは、生きていくためのエネルギーと運動するためのエネルギーにプラスして、成長するためのエネルギーが必要です。ただ日々の運動と勉強に追われて、なかなか食事がどうしても疎かになってしまう部分があるのかなと思っています。

現に、アスリートによくみられる栄養的な問題として、エネルギー消費量に対してエネルギー摂取量が不足している傾向にあります。

大きな原因が、減量のための食事制限がその一因ですが、エネルギー摂取量が運動量に追いつかないことも課題としてあがっており、2014年国際オリンピック委員会(IOC)にても、消費エネルギー量に対して摂取エネルギー量が少ない状態を、代謝、循環、免疫、発育、骨、月経等に与える影響を問題視しています。

そのためジュニアアスリートは、成長するという+αのエネルギーが必要のため、より意識して食事をとって頂きたいのです。

では具体的にどんなことに気を付けたらいいのでしょうか?

必要なエネルギーを知る

選手個人別のエネルギー必要量(kcal/日)=性・年齢別基礎代謝基準値(kcal/kg体重/日)×体重×身体活動レベル(PAL)×エネルギー蓄積量(kcal/日)という計算式があり、厚生労働省の食事摂取基準に記載があります。

ぜひお子様のを計算してみたい方は下記のページより計算してみてください。
https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/000586556.pdf

12歳~14歳 50kgの男子アスリートであれば、身体活動指数 =1.9 エネルギー蓄積量 = 20kcal 31 ✕ 自分の体重(仮50kg) ✕ 1.9 + 20 ≒ 3000 (kcal/日)と1日に3000㎉のエネルギーが必要となるのです。これを3食で食べていくのは厳しいのであれば補食を入れながら確保していかなければなりません。

補食を意識する

必要カロリーを3食で補うのは難しいため、必ず補食を準備してあげてください。

【練習前の補食】
糖質中心の補食でエネルギーの補給をする。(例)おにぎり、パン、バナナなどの果物やジュースなど

【練習後の補食】
糖質・たんぱく質の摂れる補食で疲労回復を早める。(例)おにぎり、パン、バナナなどの果物やジュースなど、卵や豆乳牛乳などをプラスしてたんぱく質を補給できるとよりいい。

ジェイネット豆知識!
トータルアップやジュニサプにはアミノ酸(たんぱく質の最小単位)やビタミン・ミネラルがバランス良く配合されているので練習後のリカバリーにも優れている。

栄養フルコース型に近づける

主食・主菜・副菜・乳製品・果物とできれば栄養フルコース型に近づくことが理想です。ただ共働きの親御様が多い中で難しいのが現実かと思います。そんな場合は以下の工夫をオススメします。

・酢豚や、魚の野菜あんかけなど主食と副菜をセットにして一品にする
・スーパーの惣菜などを使用して、スープなどの副菜となるものだけ家で作る
・乳製品のヨーグルトやチーズをストックしておく
・納豆や豆腐をストックして副菜へ。(惣菜のひじきの煮物を買ってきて、ひじきの白和えにしたり、ネギダレを作成してちょっと凝った冷奴にしたり)
一からすべて作ろうとせずに、できることからやって頂けたらと思います。

ジュニアアスリートは可能性をたくさん秘めています。ぜひこの二度と来ない時期を大切に。そして無理ない食事を継続して頂けたらと思います。


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