年末年始に入る今、気をつけたい食事のこと

こんにちは。管理栄養士の佐藤彩香です。

本格的に寒くなってきましたね。風邪などは引いていないでしょうか?
クリスマスにお正月というイベント続きで、食事も乱れがちになりますね。ただこの年末年始は運動もお休みになることも多く、言えば身体を大きくするチャンスになります。

今回は、その年末年始に気をつけてほしい食事のポイントをお伝えします。

リズムが崩れてしまうこと

休みに入ると、どうしても夜遅くまで起きていたり、朝が早く起きれず朝ごはんと昼ごはんは兼用になってしまったりすることはないでしょうか。これが非常に勿体無いことです。トレーニングがない分、しっかり食べることで身体を大きくしたり、修復するために栄養を使うことができます。

また朝ごはんを摂らないことが睡眠の質を下げてしまう原因にも繋がります。睡眠の質が下がると、身体を大きくすることも、疲労を抜くことも効率が悪くなるので、ジュニアアスリートはなんとしても避けたいことです。今までのリズムと同じリズムで生活を送ることが大切ですね。

食物繊維不足

これも結構多くのアスリートが陥りやすい問題です。
イベントごとで、野菜や海藻類やきのこ類を摂らずに、肉ばかり、ジャンクフードばかりといった食事をしていると食物繊維の不足になります。食物繊維が不足すると、腸内環境が悪い状態になります。アスリートにとって腸内環境は非常に大切なものです。

腸内環境が悪くなると、そもそも食べた栄養の吸収が悪くなってしまいます。食べて吸収ができなのは避けていきたいですね。それだけでなく、睡眠の質の低下や、免疫力の低下など様々な問題が多くなりやすいのです。そうならないために知ってほしいこととして、毎日便のチェックをしましょう。いつもより硬かったり、柔らかかったりするともしかしたら腸内環境が悪化しているサインかもしれないですね。

また、イベントごとでおすすめは【鍋】です。鍋は大勢で囲む食卓としては優れていて、イベントごとにもいいかと思います。様々な野菜やキノコ類を入れて食べることで食物繊維を多く摂ることができますね。ぜひ鍋を食べて、身体を温めながら、栄養を摂っていきましょう。

水分不足

これも年末年始になると陥りやすい問題です。
部屋の中にいる時間が多くなったり、外が寒かったりするとなかなか喉の渇きを感じにくいのです。ですが空気は乾燥していますし、感じないだけで発汗もあります。ですので、ぜひ水分をこまめに摂る意識を忘れずにしましょう。

水分が不足すると、身体は体液のバランスを崩してしまいますので、体感として疲労感や倦怠感が出やすくなったりしてしまいます。

以上がポイントとなります。年末年始で思うこととして、特別なことをするというより、今までの生活から大きく離れないように生活していくことが大事です。ぜひ【当たり前のことを継続すること】を意識して頂けたらと思います。

いい年末年始をお送りください!


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