補食はアスリートにとって大切ですが、中でもどんどん成長していく小中学生はより意識をしてほしいです。なぜ必要なのか、そしてどんなものを選んだらよいのかを考えていきましょう。
なぜ、スポーツキッズに補食が大事なのか
スポーツキッズは一般小学生よりも多くのエネルギーをはじめ栄養素を必要とします。
一般の人は、生きていくためのエネルギーと日常生活で使うエネルギーを必要としますが、そこからアスリートはトレーニング分が必要になるのです。またどんどん身体を成長させていく小中学生はここに成長分が上乗せされます。
そのためしっかりと食べてエネルギー源をはじめ栄養素を入れていく必要があります。
また小中学生の中には食が細く一気に多くの量を食べられない人も多くいます。その中で3食でしっかり食べていこうとすると量が足りないだけでなく、ストレスがかかり、食べることに対してマイナス要素を感じてしまう原因にも繋がります。
補食=おやつではない
これは大丈夫かと思いますが、確認のためお伝えしますね。
補食を食べる時間帯として、学校から帰ってきて練習に向かうまでの間という方が多いと思います。その15時、16時台にお菓子などのおやつを食べることを補食としているアスリートもいますが、、、
お菓子はちょっとした楽しみの一つとして、たまに食べる程度が望ましいですね。
実際にどんなものがおすすめ?
では実際にどんなものを選べば良いのでしょうか。場面別で考えていきしょう。
すぐに運動する(60分以内)であれば、バナナなどの消化の早い果物やゼリーのようなものでよいです。
60分ほど時間が取れるようであれば、おにぎりやサンドイッチやちょっとしたうどんなどを食べて練習に向かいましょう。しっかり噛んで食べることがポイントです。
鮭おにぎりやたらこおにぎりでもよいですし、バナナ+牛乳や豆乳やヨーグルトなどでもよいですね。糖質だけ!たんぱく質だけ!とならず両方を組み合わせていけると、すごく良い補食になります。
夜遅くまで練習するジュニアアスリートへ
クラブチームによっては21:00まで練習で、帰ってきたら22:00を過ぎてしまうこともしばしば…。
そこからご飯を食べる人なども多いですよね。そうなると22時から身体を大きくしようと無理して量を食べようとしている人もたくさん。
血糖値が高い状態で寝ることも、量を食べて内臓を休ませないことも、長期的にみるとマイナス要因につながります。
そんな時は補食を使いましょう。
以上、補食についてお伝えしました。