バランスの良い食事はNG!?試合前に気をつけたい食事のポイント

皆様こんにちは。管理栄養士の佐藤彩香です。

今回は、よく皆様が聞くワードである『バランスの良い食事をしよう!』という言葉。

食事というのはさまざまな栄養素がチームになって働くため、とても大切なのですが、試合前は違った点に意識をしたほうがいい場合があります。

ぜひそのポイントを意識して食事をご用意していただけると嬉しいです。

バランスの良い食事って?

基本的にバランスの良い食事とは、主食、主菜、副菜、果物、乳製品を揃えていくことになります。
ただ試合前は、主菜を食べすぎて、脂質を多くとりすぎてしまったり、副菜を食べすぎて食物繊維を多くとりすぎてしまったりすることで、胃腸に負担がかかってしまうことも多いのです。

また、試合前だからこそたくさん食べてパワーをつけようとたくさん食べすぎてしまうこともおすすめしていないです。

心地よいところで止めてしっかり消化をして、試合に備えていきましょう。

では気をつけたい食事のポイントをお伝えします。

①炭水化物を中心の食事でエネルギー補給

試合当日の食事では、ごはんやパン・麺類といった主食を中心にとり、炭水化物でエネルギー補給をするのがポイントです。
エネルギー源となる栄養素にはタンパク質や脂質もありますが、炭水化物は消化されやすく、素早くエネルギーになるため運動前におすすめです。

主食に足したいところとして、果物をしっかり食べていけるといいと思います。

②主菜は脂質を控えめに

おかずや主菜は、脂質を控えめにして、食べすぎないようにすることが良いです。

肉や魚など主菜のおかずは、たんぱく質と脂質を多くとりやすく、消化に時間がかかります。
緊張していると消化機能も低下しますので、できれば前日から脂っこいものは避けていきましょう。

③副菜にも気をつけて

普段は積極的にとりたい野菜やいも類などの副菜も、食物繊維が多く、お腹が張る原因になることから、当日は少し控えておくといいかなと思います。

また、生のお野菜ではなく小さめに切って、汁物などにして消化しやすい形にできるといいと思います。

④3食に拘らず、補食を入れて、タイミングに合わせた栄養補給をしよう

試合の始まるタイミングに合わせて、適切な栄養補給を行うことも大切です。
3食ではなく、試合時間に合わせて補食を入れ込んでいくことが大事です。

ポイントとしては、朝食は腹持ちのいいごはん・パン・麺類を中心に、試合の3~4時間前にとるのがベストです。

ただ、朝は緊張したりすると、なかなか食欲がわかないことがあるかもしれませんので、そういった場合は欠食は避けて、補食などもとりながら、必ず栄養補給ができるようにしていくことがベストです。


まとめ

よく皆様が聞くワードである『バランスの良い食事をしよう!』という言葉。

必ず当てはまるのではないのを知って、そのタイミングに合わせた食事をしてもらいたいなと思います。

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